必的webTV ブログ

2013年11月30日

究極との出会い その3(マリブ鈴木)

「そのぉー、なんだ。ハイエナというのは一体、なんの話なんだ? 」

会心も会心、歴史に風穴をあけたバレンティン級の度デカい勘違いをかました後、和製は一周まわって興味を持ったのか、こう質問してきた。

「この街にいるといわれている、パチンコやスロットのハイエナだけで成功した人間に会いにきたんです。パチンコ屋さんの知り合いが連絡を取ってくれて。でも、もう待ち合わせの時間も過ぎちゃったから無理かもしれません。」

落ち込む僕に同情したのか、和製はなんとか話をわかろうわかろうとしてくれる。

「パチンコというのは、あれか。あのー娯楽だな。えーっと、たしかガラス板で覆った多数の釘がー・・・」

足を組んで作った死角にスマホを置き、ウィキを棒読みしているだけだ。自分は知っている感を利するあまり、足を組みながら首の角度がおかしいことになっている。目には見えない心の戦だ。和製の中では、プライドの高さと優しさが神拳勝舞の如く闘っているのだろう。

「…くだらんっ! 働け! 」

優しさが負けたようだ。早かった。押し順ベル+シンの組み合わせを彷彿とさせる早さだ。復活のリンを願うも、現実世界の車内にいるのは何を喋っているかわからない枯れ枝だけ。ボソボソと言われて奮起できるほど、ケンシロウも僕も敏感ではない。

「すいません。失礼します。」

車を降りた。あれだけ輝いて見えた高級車が、12時を過ぎた南瓜の馬車つまりは南瓜に思えるほどに、片方の靴を落とす伏線すらなく、胆と気を落とし、つまりは落胆と気疲れがクタビレ儲けの図式に積もっていた。CAFEに寄ろうと思った。かっふぇ。系譜(けいふ)ではない。ひとつ前のGODではない。かっふぇ。メンタルの緊急事態に、切り札の千円の使いどころがきたのだ。

自動ドアがモーゼして、注文の刻が迫る。何を頼もう。制服の若い女の子がコッチを見ているだけでなんだか、お金を払いそうになる。これは大変遺憾、人類の歴史が始まって命が命を紡いで僕が生まれたのだ。僕を産み落とすために、幾億人もの人間の歴史がある。その僕が持っている切り札の千円はいわば、幾億人もの切り札の千円である。それをこんなどこの馬の骨かもわからん若い小娘の笑顔にホダされて失ってみいよ。馬鹿。阿呆。畜生。屑塵の類でしょうよ。ちょっと油断したからってそりゃあ許され・・・

「ご注文はいかがいたしますか。」

可愛い。永遠を感じさせる可愛さが、ある。頭がポーッとする。全てを注ぎたい。貢いで貢いで、物質全てを貢いで消えてしまいたい。いつかのテレビで、瀬戸内寂聴が恋は稲妻が走るのよ、といった趣旨の言葉を述べていたが、まさにそれだ。青い稲妻だ。青い稲妻が僕を攻める。焼き尽くすゲッチューだ。643、恋のダブルプレーは人生を狂わせて。良いフレーズだ。よし、ここはひとつカッコイイ注文を頼んでシャレオツを演出してやろうじゃないの。

「エスプレッソをひとつ。」

あまり聞いたことはないけど、カッコイイ名前のメニューを選んでやった。マキアートだのペチーノだの、なんとなく女々しい名前で共感を呼ぶ作戦もあるにはあるが、孤高の男を演出したい自分に嘘はつけなかった。

「どうぞ。」

ちっさ。エスプレッソって、ちっさ。何? メイプル? シロップとかの入れ物じゃないの? とまぁ全力の千円を損した気分がぬぐえない。普段の僕なら間髪入れずに、おいここの店はボッタクリかよと、店長のひとりやふたり消し去ってやるもんだが、これはあの子が渡してくれたエスプレッソ。あの子が僕の気を引くためにわざとちっさい容器で出した可能性もあるわけで。ダンディに席に着いてカッコよく飲もう。

にっがっ!

思わず声に出した時に気づく。あの子と目が合った。微笑むか。微笑むのか。いや、目を逸らした。たしかに逸らした。故意に。恋ではなく、故意に。惑わせてゲッチュー。643で、自分は凡退したのは9回裏、もう交わることのない相手なのだと気づいた。
全力の千円が実らないカタチで先祖からの、歴史に風穴をあけてしまったことバレンティンの如し。和製、小娘と度デカイ勘違いを2打席連続で放ってしまった。

どうしよう。なんかもう、全部面倒くさいなぁ。家に帰るのすら。ボーっとエスプレッソを眺めていると、となりのテーブルの会話が聞こえてきた。


「えぇ、キミが待ち合わせの子じゃないの? 僕の話を聞きたい若い男がいるからって言われて駅前まで迎えに行ったのに。」

まさか・・・。


(続く)
posted by なおきっくす★・マリブ鈴木・ムム見間違い・しゅんく堂 at 18:00| Comment(4) | マリブ鈴木の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月29日

進行中の企画(なおきっくす★)


とんでもないことをやってます。

詳しいことはナイショなので、写真だけでお察しください。



image-20131129235027.png



image-20131129235040.png




image-20131129235220.png


うーん…自分でも何してるのか分からなくなってきた。


この模様は、来年頭に発売するパチンコ必勝ガイドにて!!

posted by なおきっくす★・マリブ鈴木・ムム見間違い・しゅんく堂 at 23:54| Comment(4) | なおきっくす★の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月28日

午前四時の384(しゅんく堂)

自宅の最寄り駅から地下鉄に乗ること僅か四駅。

歩いて行くことすら可能な距離にある場所で開催された祭典に、参加できなかった。



11月28日
『モーニング娘。 コンサートツアー2013秋 CHANCE!』 ツアーファイナルin日本武道館


ツイッターのタイムラインに流れてくる現場リポートを見ながら散々妬み嫉んで、「でも、仕事があったのだからしょうがないじゃないか」と自分を慰めている午前四時。ふと、ブログの通算記事数に目をやれば、そこには「384」とある。

384

サヤシ

鞘師

鞘師里保


道重さゆみん に次ぐ我が二推し、鞘師りほりほが、「しゅんくさん、ドンマイです! 次は必ず観に来るんだよ。ゼッタイだぞ! シュワシュワー ぽんっ!!」…と慰めてくれているような、十五歳のアイドル相手に、そんな妄想をする午前四時。

ここまでブログを書いて、内容のヤバさにハッとする。でも、午前四時の持つおバカな推進力は嫌いじゃないんだな、うん。りほりほ、次はゼッタイだ!



「今日の堂でもいいこと」
ブログ投稿、早いモノでもうすぐ1人100回に到達するんですね。ですね。ですね。ですね。ですね。
posted by なおきっくす★・マリブ鈴木・ムム見間違い・しゅんく堂 at 00:00| Comment(2) | しゅんく堂の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。